授業・プロジェクトの種類: 大学院授業

建築の評価とその保存活用技術の提案

建築理論スタジオでは、2018年度は2つの課題に取り組みます。

  • 第1課題:これからの建築の作り方 —ほしい場を自分たちでつくる
    関内、伊勢ビルの地下にあるThe CAVE。現在は飲食店がテナントとして入りつつ、芸術系のイベントには無償で場を提供している。この場を使ったプロジェクトの提案をする。
  • 第2課題:都市近郊農村の地域資源の発掘と継承の提案
    —群馬県伊勢佐木市島村と神奈川県栄区田谷町を事例に
    歴史的景観や里山風景がある地域が対象。地域の特色を調べ、島村では民家の活用方法を提案する、また田谷町では住民へのヒアリングを踏まえて地域の魅力や課題をまとめる。

外力に対峙する構造の性能と計画

建築構造工学スタジオでは、2つの課題に取り組みます。

  • 課題1:既往研究調査に基づくRC造建物を対象とした耐震性向上技術の提案
    建物の構造性能改善・向上のための研究・開発プロセスを追跡し、ユーザーに売り込むまでをシミュレーションする。
  • 課題2:木質構造による架構の提案とデザイン
    学内または横浜市内に、木質構造の特徴を活かした何かを提案する。

関内のアーバンデザインマネジメント

環境都市デザインスタジオ(UEスタジオ)の2018年度のテーマは、関内のアーバンデザインマネジメントです。新たな都市環境のマネジメント手法を提案・実践します。テーマごとに4グループに分かれ、調査・計画・提案に取り組みます。そのテーマは次の通りです。

現市庁舎・分化体育館ほかの連動(公共的空間再編)/関内のよこみち・たてみちの再編(ストリート再編)/都市街区のエリアリノベーション(民間街区再編)/パークマネジメントの実践(公共空間再編)